第61回日本脳循環代謝学会学術集会 会期:2018年10月19日(金)~20日(土) 会場:アイーナ(いわて県民情報交流センター) 会長:寺山靖夫
ご挨拶
寺山靖夫


BRAIN Japan 2018 in Morioka
第61回日本脳循環代謝学会学術集会
会長 寺山 靖夫

 この度2018(平成30)年10月19日(金)~20日(土)の2日間、Brain Japan 2018 in Morioka(第61回日本脳循環代謝学会学術集会)を盛岡にて開催させていただくこととなりました。この貴重な機会を与えてくださった学会員、理事の皆様、そして代表理事の阿部康二先生にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 本学会は1967年に発足した日本脳循環代謝研究会を母体とし、脳の循環と代謝に関する基礎的・臨床的研究を通してニューロサイエンスの発展に資することを目的として設立され、わが国の脳循環代謝学を成長・発展させてきました。昨年の峰松一夫会長が主催された第60回学術集会で本学会は還暦を迎え、今回は原点回帰となる61回目の学術集会となります。
 近年、人工知能(AI)や情報科学(IT)に代表されるcomputer technologyの急速な発展と普及と相まって、ニューロサイエンスの分野でも大きな変革と進歩が認められております。この変革と進歩の礎となるのは脳循環代謝学であり、本学会はこの新たな時代のニューロサイエンスを支える主役となりうる重要な学会です。
 今回のBrain Japan 2018 in Moriokaでは、前回のBrain Japan 2017 in Osakaで「闘わされた」積極的な討論と情報交換をもとに新時代のニューロサイエンスにおける脳循環代謝学の関わりと範疇を拡げ、脳循環代謝測定法の新しい技術、神経再生、細胞治療、ニューロリハビリテーションなど脳機能を代替えする技術の可能性、さらに、脳血管障害のみならず認知症、頭痛、てんかん、パーキンソン病、ALS等、脳と神経に関わる全ての疾患における病態解明と治療効果判定のための方策として脳循環代謝学の応用の実際などをテーマとして取り上げ、ニューロサイエンスに関わる研究者や臨床医の先進的なつながりの輪を広げる一助となれば幸いです。
 盛岡へは空路で北海道、近畿、九州圏内から約2時間、陸路でも東京から新幹線で約2時間で到達できるようになりました。南部藩20万石の城下町として栄えた杜と水の都、みちのくの小京都「盛岡」をぜひご堪能くださるよう、さまざまな分野の多数の方々のご参加を期待しております。

 2018年1月吉日

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内科学講座 神経内科・老年科分野

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